「奥のみず道」第12回は「マキハダ」のお話し
「奥のみず道」第12回は「マキハダ」のお話し
マキハダというシール
マキハダ(槙皮)とはマキ(槙)やヒノキ(檜)など木の甘皮を加工し縄状にした部材で、マイハダとも言います。ひび割れなど、浸水を防ぎたい部分に詰める。水分を吸収すると膨張し、水の流入を防ぐ効果がある。そのため、木造構造船を作る上で必須の技術で、現代の木造船にも使われています。
船だけではありません。橋、配管など古代から需要なインフラを支えていました。
奥のみず道"ぶらモリタ"第12回「奥のみず道」はそんな「マキハダ」のお話です。
古代の船、錦帯橋、辰巳用水の石樋のシールの例を紹介します。
「&SEALANT」は、わが国のシーリング材メーカーが加盟し,賛助会員として原材料メーカー,販売店が加入する全国に7支部を有する全国的組織である日本シーリング材工業会が年4回発行している機関誌です。機関誌「& SEALANT」の2013年12月10日発行№83から奥のみず道「ぶらモリタ」シリーズが始まりました。
狙いは、屋根と雨仕舞のウェブマガジン「ルーフネット」編集長が全国をブラブラしながら、古の人達が防水や雨仕舞にどう取り組んできたか、または歴史的建築における防水という視点で、防水やシールのルーツを探ったりヒントや知恵を見つけたりといった内容です。
シリーズタイトルの「ぶらモリタ」は日シ工飯島義仁広報委員長、「奥のみず道」は&SEALANT製作担当の阿部栄治氏がつけてくれました。
バックナンバーはこちらでご覧ください。>>「奥のみず道」
2016/12/21(水) 22:47:36|「奥のみず道」|