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2014年度 早稲田大学 輿石直幸研究室の活動

2014年度 早稲田大学 輿石直幸研究室の活動

修士4論文と博士論文の経過報告と
「建築材料及び施工研究会」1年間の活発な活動を報告

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1年間の活動を報告する輿石教授。

早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科の輿石直幸教授が一昨年より定期的に開催している学生とOBによる勉強会「建築材料及び施工研究会」が3月17日、早稲田大学理工学部55号S館会議室で開催された。

これは昨年より輿石教授が新しく、OBによる連続セミナーとして開催しているもので、今年度は第5回が中山實氏 (4/18)、第6回 を松本洋―氏 (7/4)、第7回を小早川敏氏 (10/20)、第8回を黒田泰弘氏 (1/9)が講師となった。中でも第8回では、発表する修士Ⅰ年生4名に対して、あらかじめ講師が課題を与えておき、発表の際に質疑応答の掛け合いを行うといぅ初めての試 みがなされた。毎回予定の講演時間を大幅に延長しての力の入ったもので、それぞれ自らの学生時代からの研究過程の苦労話や研究者としての様々なノウハウを伝える。

この日のプログラムは1.研究室の活動状況。2.修士論文「木摺り耐力壁に用いる漆喰の高強度化に関する研究」田中勇生氏。3.博士研究の経過報告「仮題・組石耐力壁に用いる非焼成土ブロックの材料・調合に関する研究」。中村航氏。

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以下輿石教授による、2014年度の活動概要報告の概要。

2014年度は、専任助手1名、博士課程2名、修士2年5名、修士1年5名、学部卒論生7名 の体制で研究を行い、修士論文4編と卒業論文5編が纏まった。建築生産系(1日建築材料及び施工系)の優秀修士論文賞 (早苗褒章)は、残念ながら僅差で受賞を逃してしまった。

学会等の審査論文は、日本建築学会技術報告集1編 (中村航)と国際会議1編 、口頭発表は、日本建築学会学術講演会 (近畿)で関わった梗概は15編、うち研究室関係は3編のみと、やや寂しい結果であった。ただ、「若手優秀発表」の表彰では、対象者2名 (山田宮土理、今城勇太郎)ともに受賞することができた。

9月には、錦帯橋の健全度調査を実施した。5年毎に行われる定期調査であり、強度試験は社会が、老朽調査は我々が担当した。調査内容は、昭和42年当時とほとんど同じであるが、一部、打撃音の周波数解析や超音波伝搬時間の測定など精 密検査の導入も試みている。

2015/03/19(木) 00:27:16|輿石教室|

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