「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2011年 5月25日 号(№48)

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2011年 皐月さつき 平成23年、昭和86年、大正100年、明治144年

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水路閣の美しくも危険な壁面緑化

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ひび割れ対策検討中の琵琶湖疎水水路閣には、各所に漏水の滲みと、草木の生育が見えられる。
水路閣のレンガのしっとりとしたコケの中に、若々しい芽生えが散在する様子は、とても美しいのだが、田中教授が明らかにした根の凶暴な力を思うと、心配でならない。>>写真を見る

ルーフネットの注目論文 その2 (2011年日本建築学会奨励賞)

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実際の建物のひび割れを予想する。実構造物における収縮ひび割れ制御設計に関する研究。
百瀬 晴基(鹿島建設技術研究所研究員)さんが、2011年日本建築学会奨励賞を受賞しました。この賞は、日本建築学が会員により近年中に発表された独創性・萌芽性・将来性のある建築に関する優れた論文等の業績を顕彰するもので、対象になった研究は、
実構造物における収縮ひび割れ制御設計に関する研究
  百瀬 晴基(鹿島建設技術研究所研究員)
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世界遺産・下鴨神社の屋根の葺き替え

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下鴨神社の桧皮葺き(ひわだぶき)
全体の桧皮の葺き替え総量は1,300平方メートル。5,000円の寄付で3平方センチ分、葺き替えができる。>>写真を見る

絵日記

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7月7日は燃水祭! 防水の起源にかかわる大事なお祭り。

近江神宮からお誘いを受けています。

近江神宮「志賀」が語る「燃水祭」7

近江神宮「志賀」第120号

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近江神宮の保育園の子供たち。前2基は日本最高精度の日時計。後ろに水の流れているのが、日本最古の「漏刻(水時計)」を復刻したもの。漏刻の各升の中で時を刻む水は「漏水」。その時の制度を定めたのが天智天皇。その日が時の記念日。すでに天智天皇は防水の祖神。「漏水」云々のこじつけは必要ないでしょう。

ウェブマガジン、ルーフネットが現在の形で、本格稼働して、ちょうど1年。防水の御祭神近江神宮にその報告とお礼に、さらには7月7日の燃水祭の打ち合わせに、行ってきました。

息苦しい程の新緑の本殿で、お祓いを受けた後、燃水祭にどんな形で参加するか相談しました。間もなく報告します。
今回の志賀はこれ。

近江神宮  燃水祭のいわれ

 
 日本書紀に「天智天皇七月七日越の国から燃ゆる土燃ゆる水をたてまつる」とあるは、わが国文献に於ける石油の初見で、千三百年のむかし今の新潟県黒川村から石油が献上されたことを伝えておる。天智天皇をお祀りする近江神宮では毎年七月七日石油の祖神に感謝のまことをささげ、世界の平和、文化の発展、業界の繁栄を祈念して燃水祭を斎行している。
 因みに黒川村へは昭和四十七年新潟県植樹祭に際し、又当神宮へは昭和五十年滋賀県植樹祭に当たり共に天皇・皇后両陛下の行幸啓を仰いで居り、昔も今も変わりない御神縁のただならぬ幽契を痛感させられる。
 本年も来る七月七日午前十一時より近江神宮の大前に於いて「燃水祭」が厳粛に心深く斎行される。
(写真は昨年六月に近江神宮境内に完成した〝燃ゆる水献上の絵図〟)

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燃ゆる水の献上地について

 日本書紀天智天皇の項に、「越国より燃ゆる土と燃ゆる水とを献つる。」と、しるされているが、その献上地が何処であるかは未だ明らかにされていない。
 一説には越の国、今の新潟県北蒲原郡(きたかんばらぐん)黒川村でああろうといわれる。
 試みに日本地名大辞典の「黒川村」の項を引いてみると、
「天智紀七年に越国燃水を献ずと見ゆるは蓋しこの地ならん云々」
とある。
 黒川村は、むかし黒い川の流れるほど草水(くそうず・原油)が湧出したことから、この地名が付いたと伝えられているところ。
 この黒川を天智紀の石油献上地と推定するの記述は、江戸時代中期の「和漢三才図会」をはじめ、「東遊記」、「越後巡見記」、「産業事蹟」等々にも参考記事が見られる。
 因みに、この黒川村には「近江新」と称する地名や、「白竜山江州寺」と称する寺がある。
(志賀 120号 昭和53年7月1日)


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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