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鬼板にインスパイア―されたりんごと怪魚

鬼板にインスパイア―されたりんごと怪魚

2017年、UBEビエンナーレに展示された作品が東京・江東区の小松川公園と猿江公園に展示されることになり、このほど到着、設置の準備が始まった。

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左は土屋昌義さんの「りんごりんご」。右は安藤 泉さんの「ムー大陸」。

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「りんごりんご」の制作者土屋さんは、「りんごはふくよかでシンプルな形。だれからも愛され、気持ちが豊かになる。藤村『初恋』…やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり…の思いを込めて、デジタルな日々、誰の心にもりんごを描きたい」と語る。

制作にあたっては「屋根そのものの美しさを取り出して建築を語ることは一般的ではないが、社寺建築の銅板屋根は優美な印象を与える。それは鍛金技術を生かし、小さな銅板を組み合わせて張るハゼの技術に秘密がある。古くから使われた合理的な方法で、作り手の感性で曲線の流れとリズミカルな空間を演出できる。新しい彫刻の表現として試みられると感じた」という。

作品は移動のため、一部のパーツは未装着です。

2019/04/18(木) 07:47:18|PHOTOダイアリー|

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