第7回子ども自然科学大賞
第7回 子どもしぜん科学大賞報告者ができました
防水業界も協力する次世代への理科・自然教育
毎年の子供たちによる発表会と表彰式、そしてその集大成である報告書。今年で7年目、認知度はかなり高まってきました。
防水業界との関わりに関しては↓をご覧ください。
表彰式も7年目になり、新しい会員も増えてきました。会や賞の設立趣旨を広報担当の「子ども達と夢を創る会」副会長が、表彰式で改めて説明しました。
また、報告書の中でも会の設立経緯を紹介しています。広報担当副会長とは、ルーフネット編集長です。
「第7回子どもしぜん科学大賞」報告書 発刊にあたって
子どもたちの理科離れ、自然離れを何とかしようという思いで、小学生の親達が始めたのが「子どもたちと夢を創る会」。そして東京都夢の島熱帯植物館の協力を得て2004 年から開始した「子どもしぜん科学大賞」も今回で7 回目となります。今年も力作が集まり、夢の島熱帯植物館のホールで発表会を行うことができました。内容はイモリやドジョウや植物、気象に関するユニークな研究でした。今年は、イモリの天気予報能力、帰巣能力、再生能力を丹念に調べた「不思議な生き物イモリの研究」が最優秀賞と、プレゼン賞の両方を獲得しました。
「子どもしぜん科学大賞」の審査委員長は初回から東京農業大学教授の牧恒雄さんにお願いしています。審査発表会の当日、すべての応募作品が牧委員長のていねいな講評とともに、会場に展示されました。
そして優秀な研究作品は講評や授賞式の様子とともに、毎年、このようなA4の報告書としてまとめられ、都内の公共施設に送付されます。また毎年都内の小中学校の校長会で配布され、一昨年あたりからは少し発行が遅れると「まだ出ないのか~い」という声も聞かれるようになりました。
玉木恭介さんが「第6 回小柴昌俊科学教育賞」最終選考会で奨励賞を受賞しました!!
今年はとてもうれしいことがありました。「子どもしぜん科学大賞」の主催団体である「子ども達と夢を創る会」の設立発起人代表で、世話役の玉木恭介さん(東京都夢の島熱帯植物館館長)が2010年3月21 日に東京大学「小柴ホール」で行われた「第6 回小柴昌俊科学教育賞」最終選考会で奨励賞を受賞しました。 玉木さんの今回の受賞は、「子ども達と夢を創る会」の主な事業である「子どもしぜん科学大賞」に対する貢献も大きなポイントになっています。
「小柴昌俊科学教育賞」は基礎科学に光をあて、基礎科学のおもしろさがわかる教育の普及、意欲と夢をもった若者を育てることを目標として、小・中・高校レベルの理科や算数・数学教育に功績のあった個人や団体に、財団法人平成基礎科学財団が贈る賞です。同財団はノーベル物理学賞を受賞した東京大学名誉教授・小柴昌俊さんがその賞金全額を投じて2003 年に設立したものです。
子ども達と夢を創る会副会長・広報担当:森田喜晴
2011/04/18(月) 00:00:41|NATUREフォーラム|