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第6回こどもしぜん科学大賞表彰式と報告書と防水メーカーの協力

第6回こどもしぜん科学大賞表彰式と報告書と防水メーカー

:「モノを買う」「広告を掲載する」という行為は支援の意思表明
 昨年末の「こどもしぜん科学大賞表彰」を受け編集作業をすすめていた報告者がまもなく発行されます。
 既報のとおり、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東大特別栄誉教授が創設した「小柴昌俊科学教育賞」にノミネートされている街路樹の研究も、もちろん掲載されています。

防水メーカーも協力した報告書

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 この制作費の大部分はは子ども達と夢を創る会会員が負担してまいますが、これまでに以下の防水材料メーカーや防水工事会社などからも制作費の支援をいただきました。ダイフレックス、田島ルーフィング、日本アスファルト防水工業協同組合、ロンシール工業、早川ゴム工業、中村瀝青工業、全アロン防水組合。

 しかし今年はお願いしませんでした。ボランティア活動するメンバーのパワーにも限界があるからです。ところがこの報告書の存在を知った某建築新聞の主幹がある大手日刊新聞のデスクを務めた経済ジャーナリストを通じて超大手エネルギー関連会社による支援を取り付けてくれました。スタッフは大喜びですが「こんな人たちも私たちの活動を理解してくれた!」なんてアオイことは言いません。この大手スポンサーは匿名を条件に仲介者のカオを立てた、わけでしょう。それでもその巨大エネルギー会社の広報担当者は私たちの話を、共感を持って聞いてくれました。「これまでこんな会社まで応援してくれたんですよ」という話を聞いてくれました。支援もありがたいですが、活動に共感してくれる人が増えることがうれしい。

 ここで大いなる反省。 
 報告書の広告をお願いするのは資金援助が目的ではない。1社にまとめて援助してもらえれば効率的で、ありがたくはありますが、それでは1社のみ。本当の目的は活動に共感してくれる人の輪を広げることです。効率に心を奪われ、このことをつい忘れがちです。今度はまた、せっせとお願いに上がります。

 ちなみにこの報告者は毎年都内の小中学校の校長会で配布され、一昨年あたりからは「まだ出ないのか~い」という声も聞かれるようになりました。校長・副校長が好意を持って見てくれる本に支援者として広告が出ている、ということがどういうことか、おわかりですよね。

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 発表にあわせてダーウィンの特別講演も併催
 ルーフネットが支援する「子どもしぜん科学大賞」の授賞式が昨年末、東京都夢の島熱帯植物館のホールで行われました。第6回目となる今回も、ホールはほぼ満席。詳細は「主催者である子どもたちと夢を創る会、熱帯食物館、こどもしぜん科学大賞」の記事を見てください。

 東京都夢の島熱帯植物館の協力を得て2004年から開始した「子どもしぜん科学大賞」も今年で6回目となり、40の研究があつまりました。
 最優秀賞は川南小学校6年の女の子。このほか優秀賞3点、佳作6点が選ばれました。また優秀なプレゼンテーションに対しては、「プレゼン賞」が授与され、今回は優秀賞となった「カイコの研究」が受賞しました。

審査委員長は東京農業大学牧恒雄教授。審査基準は

  • 1)自然科学に強く興味を持ち、体験的に実験していること。
  • 2)興味を持ったきっかけや調べる内容がはっきりしていること
  • 3)観察や実験の方法、考えた内容が分かりやすいこと
  • 4)多くの人に知ってもらう努力をしていること
  • 5)それぞれの学年レベルにあった内容であること

 すべての応募作品が牧委員長の講評とともに、会場に展示されます。
 受賞研究作品は毎回、講評や授賞式の様子と共に、A4、100ページ程度の報告書としてまとめられ、東京都の小中学校校長あてに送付されます。

 研究の詳細は2月末に発行される報告書をお楽しみのしみに。最新の報告書及び過去の報告書を希望の方は、事務局(夢の島熱帯植物館玉木恭介館長宛お問い合わせください。

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