「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

子どもしぜん科学大賞

「小柴昌俊科学教育賞」と「子どもしぜん科学大賞」のとても深い関係について

「第7回子どもしぜん科学大賞」報告書 間もなく発行します

いもりの不思議な力

子どもたちの理科離れ、自然離れを何とかしようという思いで始めたのが「子どもたちと夢を創る会」。そして東京都夢の島熱帯植物館の協力を得て2004年から開始した「子どもしぜん科学大賞」も今回で7回目となります。今年も力作が集まり、夢の島熱帯植物館の会議室で、発表会を行いました。イモリやドジョウや気象に関するユニークな研究です。

今年は「いもりの不思議な力」。イモリの天気予報能力、帰巣能力、再生能力の研究が最優秀賞と、プレゼン賞の両方を獲得しました。>>2010年11月22日の記事参照。
「子どもしぜん科学大賞」の審査委員長は東京農業大学牧恒雄教授。

審査基準は

  1. 自然科学に強く興味を持ち、体験的に実験していること
  2. 興味を持ったきっかけや調べる内容がはっきりしていること
  3. 観察や実験の方法、考えた内容が分かりやすいこと
  4. 多くの人に知ってもらう努力をしていること
  5. それぞれの学年レベルにあった内容であること

発表会の当日すべての応募作品が牧委員長の講評とともに、会場に展示されます。
そして受賞研究作品は毎回、講評や授賞式の様子と共に、A4、100ページ程度の報告書としてまとめられ、都内の公共施設のほか東京都の小中学校校長あてに送付されます。

小柴昌俊科学教育賞を受賞

メダル  表彰状

今年はとても嬉しいことがありました。「子どもしぜん科学大賞」の主催団体である「子ども達と夢を創る会」の設立発起人代表で、世話役の玉木恭介さん(東京都夢の島熱帯植物館館長)が第6回小柴昌俊科学教育賞を受賞しました。
玉木さんの今回の小柴賞受賞は、「子ども達と夢を創る会」の主な事業である「こどもしぜん科学大賞」(写真)に対する貢献も大きなポイントになっています。

小柴先生、玉木さん

小柴昌俊科学教育賞は基礎科学、純粋科学に光をあて、基礎科学のおもしろさがわかる教育の普及、意欲と夢をもった若者を育てることを目標として、小・中・高校レベルの理科や算数・数学教育に功績のあった個人や団体に、財団法人平成基礎科学財団が贈る賞。同財団はノーベル物理学賞を受賞した東京大学名誉教授・小柴昌俊がその賞金全額を投じて2003年に設立しました。

小柴賞選考のポイントは

  1. 生徒の科学的思考を深め、生徒の創意や主体性を促進し、生徒の創造性や独創性を高めるための指導を行っている。
  2. 効果的な教材・教具などを開発し、それらを利用して楽しく、かつ、奥深い授業を実践している。
  3. 授業内容や観察・実験の準備や実施方法などで、教える事柄をくふうしている。
  4. 自然科学に対する興味と関心を高め、科学的な能力・態度の育成に重点を置いた良好な学習環境を整備している。

の4点。

選考委員は筑波大学名誉教授でノーベル化学賞受賞者の白川英樹や、東海大学教育開発研究所次長の秋山仁ら5人の科学者です。

ちなみに「子どもしぜん科学大賞報告書」は毎年都内の小中学校の校長会で配布され、一昨年あたりからは「まだ出ないのか~い」という声も聞かれるようになりました。

こどもしぜん科学大賞報告書

この制作費の大部分は「子ども達と夢を創る会」会員が負担していますが、これまでに以下の防水材料メーカーや防水工事会社などからも制作費の支援をいただきました。

ダイフレックス、田島ルーフィング、日本アスファルト防水工業協同組合、ロンシール工業、早川ゴム工業、中村瀝青工業、全アロン防水組合。

現在編集作業を終え、間もなく印刷開始です。

ルーフネットが、こうした活動と、防水業界の橋渡しを今年もできたら嬉しいです。

2011/02/25(金) 09:00:00|NATUREフォーラム|

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