「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

よく隠れし者は、よく生きたり!

よく隠れし者は、よく生きたり!

紺野大介・清華大招聘教授の雑誌『選択』への連載終了。

選択最終

紺野大介氏は「最後にラテン語の諺を示し筆を擱(お)くこととしたい」と足掛け5年、50回の連載を終えました。

紺野大介教授のサムライスピリットに感化され、ルーフネット編集部の2台のパソコンの壁紙は吉田松陰と橋本左内です。毎日何度も顔を合わせます。震災ニュース、原発事故、リビアの戦い、経済破綻、領土、教育、音楽などさまざまな情報。それらがどうなっているか、気になって1日に何度となくパソコンを開く度に、デスクトップに松蔭が現れます。黒船密航前夜、唐代の詩を読みながら、時を待っています。机から目を上げ、遠くをみる一瞬を、前田青邨は見事に捉えています。グーグルやヤフーニュースから津波のように押し寄せるさまざまの情報を前に、「こんな時、松蔭なら何を考え、どう動くんだろう」と、思います。

松陰

紺野さんの「選択」連載が2011年3月号で終わります。「あるコスモポリタンの憂国」。足掛け5年、50回の論説連載の最後を、紺野さんはラテン語の諺で締めくくりました。

「あるコスモポリタンの憂国」第50回最終稿の最後のセンテンスを転載します。

…(他国が)日本より優れていても恥ではない。去年の日本より今年の日本が優れていない事が恥なのである。米国や中国が全力疾走しているのに、何事につけ我国は主体的に変化できない。合理的思考の訓練不足や既得権益の受益者の多くが変化にブレーキをかける。政治や行政に国民の信頼がないのは不幸な時代だが、カネがないから何もできない国家は、カネがあっても何もできない国家であろう。巨大個人資産を自分の意思で免税で奉仕市場に還元し、政府を補完、雇用創出する公共政策だけでも我国の大きな復活のトリガーになる。

注:雑誌『選択』への連載は終わりましたが、ルーフネットへの転載はもうしばらく続きます。

2011/03/25(金) 08:33:00|MUSICフォーラム|

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