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あそびくさ(遊び種)まく(蒔く)旅

あそびくさ(遊び種)まく(蒔く)旅

鶴川の茅葺ギャラリーで

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(画像をクリックすると拡大します。)

可喜くらし・連続講演サロン
第5期 第1回 2019年6月8日(土)14:00-16:00
東京・鶴川「可喜庵(かきあん)」
講師:タルディッツ・マニュエル Tardits Manuel・建築家/みかんぐみ共同代表
テーマ:「行き・生き」

「私は生まれてからいつも、多くの旅を続けてきた。生後6ヶ月でカメルーン(アフリカ)行きに始まり、そして幾年かの後、日本への長い道程へと続くこととなった。旅することは、単に違う土地に行くということではない。それは固有性への問いかけである:その場所性であることはもちろんのこと、文化的、そして人間性における固有性を求めることである。」Tardits Manuel

文化、教育、商業、住宅と幅広い分野の建築と愛されるデザインで知られる”みかんぐみ”のタルディッツ氏が「行き・生き」とした旅と人生」を語る。

タルディッツ・マニュエル(Tardits Manuel)
1959年パリ生まれ。
建築家・みかんぐみ共同代表/明治大学特任教授。
1982-1984ボザール国立学校アトリエ・セザール(彫刻)師事。
1984フランス建築学校UPA1卒業。
1988東京大学大学院修士課程修了。
1988-1992東京大学大学院博士課程。
2005-2015 ICSカレッジオブア−ツ副校長。
2006フランス国芸術文化勲章(シュバリエ)受勲。
2013~ 明治大学特認教授。

  • 主要作品:NHK長野放送会館、フランス大使公邸再生、愛知万博トヨタ館、愛知万博フランス館、mAAch ecute神田万世橋再生、フランス国立極東学院・京都支部等。
  • 主要著作:団地再生計画(INAX出版)、東京断層(鹿島出版)、日本・家の列島(鹿島出版)等。

茅葺きタワー
2012年の作品。「下条茅葺きの塔」。JR飯山線下条駅の11メートルの茅葺きタワー。

<企画協力は高月純子氏>
〈趣旨〉可喜くらし(かきくらし)は、幕末に建てられた住いの素形の空間「可喜庵」で、無心に喜びや発見を分け合い「可喜」の輪を繋げることを目指しています。環境、建築、芸術の第一線にいる講師から『旅』をテーマに心に残った徒然なる語りを聞きます。

5年目/第五期のテーマは『あそびくさまく旅』です。「遊び種」は、遊び相手や遊びの材料のこと。「種」は「くさ」と読み「あそびぐさ」です。「遊び」はもともと、神や魂を楽しませるものを表し、楽器を使って歌や舞を踊る「神楽」がそれを表します。さらに「遊び」は「足霊(あしひ)」を語源とし、人びとの助けとなる神のところに歩いて行って祭ることに由来します。子どもだけでなく大人も遊びの種を蒔き、眠っている力を醒まし育む旅と致します。『旅』とは日常から離れることでありながら、『戻る場所』を魅力ある新しさに立ちかえさせるものです。自然や大いなるものに「ひれふすことと立ちむかうこと」そのふたつの行為のあわいに生まれるものが、人間の生活の知恵、文化、造形であり、私たちはその絶対的な「小ささ」をいとおしく感じるのかもしれません。

■申し込み:kakian@suzuki-koumuten.co.jp(担当:畑野)
■日時:2019年6月8日(土) 開場13:30、講演14:00~16:00
■会場:可喜庵(鈴木工務店敷地内) 東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22
※小田急線「鶴川駅」北口徒歩8分
※駐車場なし
TEL:042-735-5771 FAX:042-735-3323
■参加費:各回/一般2,000円 学生500円(ワンドリンク付)
■地図アクセス:https://www.suzuki-koumuten.co.jp/kakian/access
■定員:30名

2019/05/21(火) 10:20:15|ニュース|

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