「磬(けい)」と「磬架(けいか)」
「磬(けい)」と「磬架(けいか)」
重文・宝珠文磬(けい)(鎌倉時代14世紀制作)室生寺所蔵(のレプリカ)
室生寺の「磬(けい)」と「磬架(けいか)」のレプリカ。昭和9年製作。80㎝(縦)、100㎝(横)、35㎝(高さ)。東京・日本橋奈良まほろば館で。
磬は導師の脇に置かれている梵音具(ぼんおんぐ)で、読経の調声などに用いられる。磬架はそれを懸ける台。実物は、室生寺本堂(灌頂堂)で使用されているそうだ。
音の出る仏具を総じて梵音具という。鐘楼に吊るされた梵鐘や仏堂の内外に吊るして鳴らす鰐口(わにぐち)や雲版(うんぱん)、のほか、儀式の中で鳴らす磬(けい)、鉦鼓(しょうこ)、木魚(もくぎょ)などがある。
三井寺の仏教豆辞典http://www.shiga-miidera.or.jp/doctrine/be/129.htmに詳しい
2017/01/23(月) 23:10:27|MUSICフォーラム|